出来ませんは言わない
こんにちは。フリーカメラマンの伊藤です。
今回は「代替案」のお話しをさせて頂きます。
私が社会人なりたての時のホテルはお客様に「出来ません」と言わないことを目標にしている会場でした。
ご新郎ご新婦様は結婚式でやりたいこと、叶えたいことがありたくさんの夢を持って会場にやってきてくれます。
実際にできないことでも、「できません」という回答でおわるのではなく、その変わりに「こうしたことであればできる」や「この方法であればできる」など、代替案を提案するようにしています。
できないという回答だけだと、なんで出来ないのか新郎新婦の2人にはわからないですし、理解してもらえません。
なぜできないのか、どうすればできるのか、どこまでならできるのかを伝えていかないと2人は不満をもってしまいます。
せっかく選んでもらえたのに、そんな寂しい思いをさせてしまうのは残念ですよね。
代わりにこれが出来る、または検討する。
たったそれだけでもこの人は自分たちのことを一生懸命考えてくれているんだ!と思ってもらえます。
もちろんそこに誠意は必要ですので、言えば良いというわけではないです。
お2人との良い関係を保つためには相手の気持ちに寄り添うことが大切です。
結婚式当日を迎えるまでにはいろんなことがあり準備期間は本当に大変な時です。
その時に心の支えになれるようなクリエイターになれるように小さなことからお2人のためにできることを一緒にやっていきましょう。